クレジットカード選びの覚えるべき基本的なポイント、これさえ押さえれば大丈夫!

2019年8月27日

ステータスよりも生活にあったクレジットカード

現在日本には多くのクレジットカード会社があり、実に多くの種類のクレジットカードが発行されています。ポイントが高くつくものや色々なお店などで割引として使える物、ステータスが得られるものや知名度が高いものなど、クレジットカード事に色々な特徴が有ります。

もっとも、各クレジットカード会社ではより多くの顧客に自社のクレジットカードに入会してもらいたいため、ポイント還元率の高いもの・ステータス性の高いものその他様々なアピールポイントを用意して顧客をつなぎとめたり新規獲得に動いているのです。カード自体が魅力的なものではないと顧客も興味・関心を持ってくれないため、結果としてそれぞれ魅力的な特徴を持つカードが出てきてしますのです。

クレジットカードごとに異なった利点があるため、クレジット選びの時に目的に応じて審査の申し込みを行っていくと思います。自分にぴったりの一枚があればその一枚の申し込みで済む方もいれば、利用シーンに応じて使い分けたい場合や、ポイントを効率よく獲得したい場合など、複数カードを申し込みたい方もいるかと思います。あまりこだわりすぎて10枚以上クレジットを申し込むというマニアの方もいたりするぐらいです。

そういった状況の中で、これまでのローンでの信用や、資産状況等そのカードの申し込みを行う場合において問題がない場合は、一枚の申し込みはもちろん、複数枚の申し込みも問題なく行うことができると思います。しかし、これまでクレジットカードを作成したことがなかったり、ローンの返済を滞ったことがあるなど信用等が無ければ自分が欲しいクレジットカードの審査が通らないといった問題点が出てくるのです。

まずは審査に通過するための現実的なクレジットカード選びが重要

審査に通過することがクレジットカードを持つための最初の入り口になるため、まずはこれまでクレジットカードを作ったことのない方等一般的に審査に通りにくいような方向けにカードの選び方を伝えていきたいと思います。

現状としてこれから始めてクレジットカードを作る方や審査がなかなか通らない方などクレジットカードを作るうえで様々な問題を抱えていると思います。その状態のままでは、いくら自分が持ちたいと思っているようなクレジットカードがあったとしてもいつまでたっても持てるようになるはずがありません。

こういった事実を知らないと対策も打てませんし、まずは自分が置かれている状況を知ったうえで何をすべきか行動することが大事なのです。厳しく言わさせていただきましたが、こういった方はまず、自分が欲しいクレジットカードではなく自分の状況にあったクレジットカードを申し込む必要があるのです。

信用を作ることがクレジットカード審査を通過する重要なポイントです

クレジットカードの審査を通過する基準として信用力の高さがあります。これは、これまでのローンやカードの支払履歴がもとになり、通称クレヒス(クレジットヒストリーの略)といいます。ちなみに銀行系のクレジットカード等審査基準が高いカードを作りたい場合はクレヒスが重要になってきますので、その他のカードやローンなどで利用や支払の実績を作る必要があります。信用力を高めることはクレジットカード審査通過において重要なポイントになります。

目的のカード取得のためにまずは現状にあったカードで実績を積み重ね行くことが大事です

これまでクレジットカードの作成経験が無かったり、支払が滞ったりして信用力が無かったり悪かったりする方は、信用力を高めてきた人に比べて審査に通りにくいといった現実があります。

これまでの状況をひっくり返すには、現実的に取得可能なカードを利用してしっかり支払を行うことによって実績を積み重ねていけば、目的のカード取得に近づいていくことになります。

あのカードはポイント還元がいいや、ステータス性が高くてカッコいい等、色々思うこともわかります。現に自分も欲しいカードが何枚かあって落とされた経験もしました。しかし、まずは自分の置かれた現状を認識してそこから少しずつ信用力を上げることが目的への最短距離になるのです。

逆に落ちてしまったけど何回か申し込めば通してくれるんじゃないかと思って繰り返しの申し込みはやめた方がいいです。落ちた情報も信用の情報として残るので、一度落ちたら潔く身を引いてコツコツ審査可能なカードで信用力を上げましょう。

重要なポイントを押さえたクレジットカード選び

信用力が高く、大体の審査に通るようになると今度はどういったクレジットカードを選んで組み合わせたらいいんだろうといった、悩みも出てくるかと思います。そういった方向けに無駄なクレジットードを持たないよう選び方のポイントを説明していきます。

●クレジットカードの枚数は多くても3枚にしましょう。

あまり多くのカードを持ってしまうと、自分自身の債務状況が把握できなくなり気づいたら多くの支払がたまってしまう状況になる可能性があります。そのためにも、主に使うカード1枚、その他サブとして1枚から2枚程度が理想です。カードは便利な反面恐ろしい面もあります。自分は大丈夫と思っていても手元から現金が出ていかない分つい使ってしまって使い過ぎに気づかなかったり気づいたら多重債務者という事もありますので、管理をしっかりするためにも必要最低限のカードを持つことが重要です。

●カードは違うブランドで持ちましょう。(VISA、Master、JCB)

特にJCBは日本がメインのブランドなので国によっては海外でほとんど使えないといった事もあります。VISAとMASTERがあれば海外でもほとんど対応可能なので、この3種類でカードを作っておけば支払ができないといった不都合は起きないでしょう。

●会員向けの特典・年会費の金額・条件をしっかり確認する

クレジットカード自体には発行会社によってさまざまな違いがあります。自分が重要視しているポイントにあったカード選びのためにはそういった違いをしっかり押さえる必要があります。例えば会員向けの特典や年会費の金額・条件です。特典で言えば、よく利用してるお店は割引の対象に入っているか・ポイント還元率は何パーセントか・よく利用する店舗のポイント還元率は高くなっているか等です。年会費に関しては、無料か・有料か・年いくら使えば翌年に無料になるか等いろいろな条件があります。

自分が何を重視しているかを一度まとめて、そのうえで比較を行いましょう。


①有料でもいいからガンガンマイルを貯めたい
②ポイントはある程度でいいから年会費無料がいいかな
②楽天よく使うし楽天ポイント多い方がいい
こういった条件をまとめておけばそれに合うカード選びも進みやすくなります。

●海外等いろいろな場所で使えるように、メインカード・サブカードは異なるブランドにする

これは前の文章でも説明しましたがもう一度確認です。メインがVISAならサブはMASTEとJCBで持ってた方が世界中使用する分には不都合がないと思います。VISAかMASTER持っていれば大丈夫だとは思いますが、2枚持ちの場合は海外良くいくならVISAとMASTERで海外なんて行かないよって言うならVISAかMASTERにJCBでもいいと思います。

最終的な結論:自分の生き方・考え方にあったカード選びが重要

結局最終的に言いたいことは、自分の生き方・考え方に合ったカード選びが重要だという事です。例えばステータスも高くマイルもたまりやすいような年会費3万円のカードを持っても、旅行も全然いかなかったらマイルやラウンジの特典を生かせてることになりません。そういったことがないようにも普段の自分の範囲で活かしきれるようなカード選びを行いましょう。