クレジットカードのキャッシング枠とは?いくらまで借り入れできるの?

2019年9月3日

クレジットカードの中には、キャッシング枠の範囲内で借入れを行えるものがあります。

クレジットカードって便利ですよね。現金をもちあるかずにほとんどの場所でサービスを受けたり買い物を行えます。現金を直接借りれる銀行ローン・アコムなどの消費者金融に比べて便利なので今では多くの方が利用しています。
しかし、支払った時点で現金が出ていかないため、計画的に利用していかないと気付いた時には債務が大きくなっているというデメリットもあり、使いすぎないように注意して使うことも重要です。
最初にクレジットカードについて簡単に説明しましたが、今回はそのクレジットカードについているキャッシングについて解説をしていきたいと思います。まず初めに、キャッシング枠はどのカードにもついているものではありません。カードを申し込んだ方ならわかるかと思いますが、申し込んだ際にキャッシング枠をつけるかつけないか記入する欄があり、不要を選択すれば買い物だけで使えるカードを発行することができます。カード利用者の中にはキャッシング機能も付いているけどついていることに気づかず利用してる方もいるようです。(最初の申し込みでは審査内容によって自動的にキャッシングがつかないカードもあります。)

キャッシング枠のあるクレジットカードでキャッシングの使い方

まず初めに、キャッシング枠のあるカードは以下の2パターンに分かれます。

①初回申し込み時にはキャッシング不要として自動で枠自体が付かない場合

②最初から自動で枠が付いている、申し込み時の審査によって付く付かないを判断する場合

①の場合で枠が付いてない場合は、キャッシング枠(以下:枠)を申し込む必要があります。枠の申し込みにより枠が与えられた・最初から枠が自動でついている方は、コンビニや銀行にあるATMで現金の出金が可能になります。出金の時には元々設定していた暗証番号を入力しますので暗証番号はしっかり覚えておく必要があります。
また、カードのキャッシングは銀行や消費者金融の借り入れと同様にネットで申し込むこともできます。その日で現金が必要であれば、銀行窓口が営業している午後3時の1時間前(午後2時)までにネットで申し込むとその日で現金を引き出すことができます。

キャッシングの利用限度っていくら?

利用限度額ですが最初から大きな金額を借りれるわけではありません。大体の目安として10万円から多くて30万円ほどになります。また、キャッシングについては総量規制というものがあり、他での借り入れなどが年収の3分の1を超えていると、キャッシング枠が使えないということもあります。さらに、キャッシング枠はショッピング枠と違って利用して実績を作っていっても自動には増えません。キャッシング枠を増やすには増額申請を自分で行う必要があります。多く借りたい場合ですが、50万を超えた枠を申し込むためには、キャッシングの枠は総量規制の対象になるため収入証明を提出しなければなりません。
ちなみにですが、キャッシング枠は最近審査が厳しい状況になっていて申し込むにも注意することが必要です。ショッピング枠や支払い額の増額については書類不要で手続きは簡単に行えます。

※総量規制とは
カードローンやクレジットのキャッシング枠が対象。年収の3分の1以上を貸金業者より借りれない法律。2010年より施行