限度額の引き下げによるクレジットカードへの影響について

クレジット限度額の引上げ・引下げは、利用中もクレジット会社の審査により行われています。

クレジットの限度額は、一度審査に通ればそのままというわけではありません。使用期限内でもカードの発行会社が独自に行っている審査と法律で定められている審査が行われています。この審査というのは現状の利用状況や過去の利用状況を調べて、調べた結果が現在の限度額に合わなけれな引き上げや引き下げの処理をします。
もし、審査結果が良ければ限度額が引き上げになるのでよりカードを利用でき、カード利用者によってはうれしいことになるかと思います。
しかし、審査結果が悪い場合には限度額が引下げになる事もあるので今まで通りの使い方ができなくなる方もいるとおもいますので、詳しく説明していきたいと思います。

限度額の減額は、急に行われる事があります。

法律での審査は日程が決まっているため、限度額の減額にあったときは、多少のショックはあると思いますがあまり動揺せずにある程度は受け入れることができるかと思います。しかし、カード発行会社独自の審査は定期的に行われているわけではないので急に限度額が減額された旨(又は減額後の限度額が記載済のもの)が通知されます。急に通知がきても理由もわからないしある日突然今まで利用できていた金額が利用できなくなるのでショックは大きいと思います。限度額減額の通知が来た時に、すぐに引き上げてもらえるなど具体的な対応方法もないため、今の限度額を引き上げれるよう、信用を上げるカード使用を積み上げていき限度額の引き上げの通知が来るのを待つか、自分で信用情報が良くなったと思えばクレジット会社に申し込みを行って引き上げを行ってもらう対応をする必要があります。(自分から申し込んでも審査に落ちることもあります。)

限度額の減額でどんなな影響があるか

限度額の減額で普段のクレジット使用に対する影響を説明していきます。

●使用できるカードの金額が制約されます●
カードの使用金額に制約がかかると、当然これまで通りカードを使うことはできません。さらに、制約がかかり利用額が引き下げられるということはこれまで使いすぎていた可能性もあるため、多くのカードを使用していた場合使用分の返済がきつい状況になってしまうことが考えられます。

●分割払いの上限の変更も考慮する場合があります●
カード払いには大体の場合分割できる上限額が設定されているものもあります。分割での枠が設定されている場合、一括払い以外の分割方法などでの支払いが可能になります。ただし、分割払いの上限額は通常の上限額の枠内に含まれているものになります。
しかし、カード会社が限度額の支払いが困難と判断した場合には、分割払い自体の枠も引き下げられることになる場合があります。
通常分割払いの枠は審査の申し込み時などで主に行っているため、普通に使用してる状態では変更がないと思っているかもしれません。とはいえ、前半部分で説明した通りカード会社独自で審査を行っている場合がありその審査によって限度額が引き下げられたケースが実際に起こっています。
ちなみに、もし今まで分割限度額が40万だったものが20万に下がったから差額分を一気に支払わなくてはならないかと思っている方は心配しないでください。限度額の引き下げというのは使える上限を下げただけであって返済に関しては定額で大丈夫です。(返済の滞りなどがよくある場合は一度に全額返済を求められることもあります。)

限度額の引き下げがあった場合更新に影響はあるの?

一度カード会社の判断で限度額が引き下げられた場合、カード会社に悪い情報がいったので有効期限がきたカードの更新は厳しいんじゃないかと思う方もいるかと思います。しかし、自分自身がカードを持っていた経験上例え限度額が引き下げられたとしても、更新されなかった経験はありませんでした。
もしかしたら、たまたま自分がそういうカード会社のカードを持っていただけの可能性もあります。でも今になって思うことは、使い方がまずくて限度額が引き下げられてもきちんと返済を続けていたからではないかと思います。なので、限度額の引き下げにあっても遅れることなくしっかり返済を行っていきましょう。

月々の返済をしっかり行っていれば限度額の引き下げはほとんどありません

色々解説を行ってきましたが私自身の軽経験上次の〇点に気を付けて信用を重ねていくことで限度額の引き下げに合わなかったり、審査が通りやすくなるのではないかと思います。

①送れなく月々の返済をしっかり行う(限度額の引き下げにあっても返済を遅れさせない)
②身の丈に合ったカードの利用をする。自分が払える金額を把握してその範囲内でカードを利用しましょう

カードというのは支払った時点では現金が出ていかない分ついつい使いすぎちゃいますよね。カードは支払いを遅らせたり、ポイントやマイルが付いたりとメリットもたくさんあります!使いすぎて返済ができないというのは本末転倒にならないよう計画的に活用していきましょう。